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就任のご挨拶 |
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2026年4月1日付で北海道大学大学院医学研究院 形成外科学教室 第4代教授を拝命いたしました前田拓と申します。 当教室は国内有数の歴史を有する形成外科教室であり、1965年に形成外科診療班が発足され、1978年には国立大学では全国で2番目に形成外科診療科が新設されました。初代の大浦武彦教授、2代目の杉原平樹教授、3代目の山本有平教授へとバトンが引き継がれ、名実ともに国内有数の形成外科学教室へと発展してきました。 私は大阪生まれの大阪育ちですが、2006年に神戸大学を卒業後に歴史と伝統を有する形成外科を学ぶために、北海道大学形成外科学教室の門を叩きました。先代の山本有平名誉教授をはじめ多くの先生方のご指導のもと幅広い形成外科手術の研鑽を積んでまいりました。この教室で学んだからこその今があると考えております。 形成外科は、生活の質QOL(Quality of Life)の向上を目指す外科系の診療科、と定義されます。形成外科医は、手術治療を含むあらゆる手法を用いて、機能のみならず整容面(見た目)においてもより正常に、より美しく治療するという使命があります。疾患という身体の不調だけではなく、病気に苦しむ人そのものを治すという側面を有するため、がん医療の進歩に相まって治療後のQOLに関わるわれわれ形成外科医が果たす役割は非常に重要です。例えば、下顎のがん患者さんの再建を適切に行うことで、患者さんは術後に食事をとることができ、見た目も回復することで患者さんのQOLは大きく変わります。私はこのプロフェッショナリズムを重視し、よりよい治療を提供することに信念を持ち歩んでまいりました。機能と整容を同時に治療するため、その治療が決して容易ではないこともありますが、形成外科医ゆえのやりがいを感じています。 先代の山本先生は医師には以下の二つの使命があると考え、以下の人材育成に関するビジョンを掲げ、教室の発展にご尽力されました。 ◯高度先進的医療や質の高い標準医療を提供し、地域医療においてさまざまな人に貢献すること このような観点から当教室では、充実した研修、研究環境を維持・提供することに努めております。 最後に、当教室での研修や入局をお考えのみなさんへ。 〜さあ一緒に漕ぎ出そう、形成外科という海原へ |
2026年4月1日 |